世の中、吉本興業問題で一色かと思いきや、
メディアは新たなネタを拾ってきますね。
こんな広島ネタ、世間で大した話題にならん
だろう…と思ってましたが、以外と反響ある
みたいですね。
最近では、カープもネタになり得る素材なん
でしょうか。
この記事に対するカープファンのコメントを
みると、やんわりと緒方監督を擁護する意見
が結構多いです。
・基本的には暴力はいけない…
・だけども緒方の気持ちも分かる。
・野間入団から抜擢までの経緯を考えると
緒方と野間は強い師弟関係。
・緒方の抜擢を考えると、野間の怠慢プレー
は言語道断。本来二軍行きのところを
温情で愛のムチに代えている。
・当事者間で納得しているのであれば暴力
ではないのでは?
・この程度が暴力なら、星野監督は…
多くのカープファンの感覚として、
・緒方の野間に対する寵愛ぶりは目に余る。
・それに対し野間の成績は全く物足りない。
…なので、今回の件はさもありなん、という
感じなのでしょう。
一般のとらえ方と違い、カープファン的には
あまりシビアにとらえておらず、寧ろ、野間
もっと頑張れよ!的な意見になってしまうの
かと。(二人とも戦力になっていないので、
揃って二軍に行け!…って気もしますが…)
ただまぁ、こういうのは指導とは言えない
だろうなぁ…と個人的には思います。
25にもなる大人を、理屈ではなくビンタ
じゃないと説諭できないって。
色々な方のご意見を拝見していて、
“昔はそれで良かったが、今は時代が違う”
という論調が見受けられたのに少し引っか
かりました。例えば、
星野監督にベンチでボコられた中村選手が
顔を腫らしながら、次の打席でホームランを
かっ飛ばしたとか、選手だけでなく、コーチ
もボコボコにした…とか。。
鬼軍曹の大下コーチが大学の後輩の野村選手
や新井選手を面前で張り倒した…とか。。
この手の行為は単純な暴力ではなく、選手の
将来を思っての指導(=愛のムチ)である。
やられた方も感謝している…でも、旧き良き
時代には許されたが、今の時代では許されな
い…と。
…いやいや、今でも昔でもダメなんじゃねー
のか?それは…と思います。
選手のことを思っての指導って、ちょっと話
を美化しているのではないかなぁ。
プロの指導者としては、当然結果を得るため
に厳しく選手を指導するわけですが、口で
言っても分からん奴は、殴ってでも分からせ
るって言うのは、もはや軍隊です。
軍隊の場合、ダメな奴がいたら、部隊が全滅
するかも知れない。そういう極限の世界で
あれば、死なないためにぶん殴ってでも確実
に分からせるということはあるでしょう。
でも一般社会で、例えば営業部長が、契約
を取れない営業マンを殴りつけ、ノルマ達成
を促したりしたら、パワハラ以外のなにもの
でもないですよね。パワハラって言葉がない
時代でもOUTな事案かと。
これは野球に置きかえたって一緒でしょう。
わたしがスポーツ経験に乏しいので、そう
感じるのかも知れませんが。。。
…しかし、そんな騒動がありつつも、6連勝
でみごとに借金完済!
首位とのゲーム差はまだまだありますが、
ここから面白い展開になりそうな気がしま
すので、ビンタ問題はひとまず置きましょう。