昨日の長野の談話。
「タクさんの命日に活躍できたのは良かった」
木村拓也さんが亡くなって、もう12年。
キムタク巨人へトレード!の報を聞いた時、
ほんとショックでした。
シーズン中でしたね、たしか。
スター選手でも、生え抜き選手でもないけど、
キムタクがカープからいなくなるなんて、
微塵も想像してませんでした。
ボーンヘッドにガッカリすることも多かった
ような気もしますけどね。
でも何でも出来る頼もしい存在。笑顔が可愛い
愛すべきプレーヤーでした。
移籍後、印象に残っているのは緒方孝市の
引退試合のとき。
緒方がセンターの守備に付くと、バッター
キムタクがまるで測ったように、センター
フライを打ち上げて。
アウトになってベンチに戻るとき、外野の方を
向き、はにかんだような笑顔を見せていました。
あのシーンを思い浮かべると、今でも涙が
チョチョ切れます。年取って涙腺がゆるんでる
ということもありますが。
親友の谷が代打満塁弾を放ち、巨人が広島に
逆転勝ちをおさめました。
カープの敗戦ながら感動的な場面だったとは
思うんです。
…でも、試合終了後、キムタクに勝利を捧げる
歓喜の巨人ナインを見ていると、
『あぁもう100%巨人のキムタクなんだなぁ』
…と、何とも言いようのない寂寥感が去来しま
した。(その年のカープの弱さも、寂しさを
増幅させるスパイスになっていた…かも)
そして昨日、2022の命日。
新人時代にキムタクから薫陶を受けた長野が、
今季初スタメンにして、巨人戦で大暴れ。
なにか、巡り合わせを感じます。
今度は広島の勝利をキムタクに捧げました。
…いや、泣いてなんかいませんて。
ランキング参加してます。
↓ポチッと押して頂けると光栄です(_ _)