１９９４年Ｗ杯アメリカ大会の準決勝、ストイ
チコフを擁し大躍進を果たしたブルガリアが
優勝候補のイタリアに挑む。
結果はイタリアが２－１で勝利。
イタリアがロベルト・バッジオの２発で、決勝に
駒を進めたわけですが、この様をフランスの老舗
スポーツ紙レキップの記者は、
『フルコースを食べ終えたブルガリアに対し、
イタリアはまだデザートを食べていない』…
みたいな感じで評していたのを記憶してます。
２０２２年カタール大会の準決勝。
大旋風を巻き起こしたモロッコを、史上三カ国目
の連覇を目論むフランスが２－０で捻じ伏せる。
クロアチアだって、死ぬ気でＷ杯を獲りにいって
ます。もちろん、日本だって。
でも、古豪・強豪・王国・大国、色々な呼び名
を冠する優勝経験国たちは、それを更に上回る
メンタリティ、死ぬ気を上回るナニかで挑戦者
たちを捻じ伏せていくわけです。
これこそがＷ杯が『戦争』と呼ばれる所以…なん
だと思います。
ちょっと他のスポーツイベントとは次元が異なる
異常なまでの熱狂。
選手のインタビューを直訳すると、ピー…な言葉
になるのも頷ける。
こんなん４年に一度しか出来ませんね。
さて、決勝キックオフは１８日(日)２４時から。
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