ファンの贔屓目もあり、チームを過大に評価
する…ということはあると思う。
開幕前、客観的に見て『優勝狙える』と感じ
ていたけど、現在の状況を冷静に見つめると、
評論家達の見立ての方が正しかったのかも
知れませんね。
投手力・守備力で勝ち抜けると思っていたが、
やはり打線があまりに弱すぎるんだろう。
最近の投手弱体化も、ロースコアゲーム続きの
無理がたたり、ついに崩壊したってことだろう。
兎に角打線が弱い。
他球団にそこまで通用していない投手に、カープ
打線はいとも簡単に捻られる。
こんな時、うちのシキカンは決まって、
『○○投手に完璧な投球をされた』
みたいなコメントをする。
良い投球をされたのは確かなんだが、何故カープ
戦だけ好投するのか？
カープ打線は長打もないし、勝負強い選手も
少ないし、思い切って自分の力を発揮出来るの
だろう。
他球団にはビビって出せない力が、カープ相手
には発揮出来る。
思い切ってゾーンで勝負出来るので、余計な四球
も出さない。
多少連打を浴びたとて、長打もないし、決定力も
ないし、最後はピンチを凌げる。
我が軍のローテ投手も、カープ打線相手なら毎回
HQS達成も造作ないだろう。
投手タイトル争いにおいては、非常に不利な条件
だから。
ダメ元でも緊急補強はすべきだった。
これは明明白白な失敗。
末包さん、
『７回、８回に席を立つファンが多く悔しい』
と言う。
勝っても負けてもチームに寄り添うのがファン。
負けもまた、スポーツ観戦の醍醐味のひとつ。
…普通はそう。負け試合観た後、一杯飲んでくだ
巻いて、明日は勝つ…と、酔眼に呟く。
…でも今のカープ観戦は、普通の忍耐力を超えた
苦痛を伴うんですわ。
最近だと、谷沢健一さんの言葉が我らの心情に
寄り添っていると感じた。
『カープファンのショックは尋常じゃないと
思いますよ』…みたいな。
こんな歴史的な大失墜を目の当たりにして、毎回
毎回なす術なく破れ去る姿を見せられて、目も覆
いたくもなりますよ、そりゃ。
とても希望を見出せない惨状。
悔しさを述べる前に、プレーボール時には埋まっ
いるスタンドに感謝して、気持ち安らかに、外角
のボール球を見送って行こう。
もう２０本は無理でも、あと３本くらいはホーム
ランかっ飛ばして、チーム最多本塁打、ジャンボ
末包ここにあり…と、文句言う奴に見せつけよう
や。…あ、文句言ってるのは俺か。
末包さんの真意も、自分やチームの状態に対する
悔しさ…を吐露したと理解はする。
だけど。ならば。席を立つというワードは不要
だ。
…って、１週間も前のヒロインに絡んで、大変
恐縮ではありますが、何かしらを吐き出して、
ファンのデトックスとさせて頂ければ…と。
ちょっと吐き出したから、まだ何か飲めるぞ。
出来れば旨酒呑ましてくれ。
誰か助けてください。
↓↓↓↓↓↓↓
