ド素人カープ評論☆☆腹にスエカネて☆☆

ド素人ゆえにツッコミどころ満載のカープ話を垂れ流します。

半沢ロス

 

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先週1週間の走行距離 41.59㎞

花粉症の症状がひどくて何度か走るのを

やめちゃいました🤧

新しいシューズでハーフの距離を試した

かったのですが、このシーズン長い距離

を走るのが難しいですね。

これから室内ランを増やさないといけま

せんね。あまり好きじゃ無いんですが…

 

 

さて、先週ついに“半沢直樹シリーズ

読み終わりました。

…寂しいですねぇ😥

 

ロスジェネの逆襲 (文春文庫)

ロスジェネの逆襲 (文春文庫)

 

 

銀翼のイカロス (文春文庫)

銀翼のイカロス (文春文庫)

 

 

“ロスジェネ~”と“銀イカ~”だと、銀イカ

方を評価する人が多いようですね。

私はロスジェネも好きですが、どうせなら

もっと思い切って、半沢の部下“ロスジェネ

世代”の森山くんをフューチャーしても良か

ったかなぁ…と。

タイトルからもわかるように、単なるサブ

キャラではなく、準主役級の役割を果たす

森山くん。

この森山くんの存在が、他の3作品と違う

魅力で、世代間&出向vsプロパーの確執を

超えて構築されていく半沢と森山の関係性

に要注目なわけです。

困難な仕事を通じて、半沢を尊敬していく

森山、森山を導いていく半沢…

良いじゃないですか、アメリカの刑事映画

のようなベテラン・若手のバディみたいな

感じもあり。

他の3作品の半沢の仲間たちは、あくまで

も脇役ですが、この作品はロスジェネ世代

森山くんの成長物語でもあるわけです。

 …その分半沢の目立ち方が少なくなり、

物足らないと思う方もいるようですが、

私は逆にもっと森山の主役比率⤴でも

良かったような気がします。

半沢65%:森山35% のところを

半沢55%:森山45% 位まで森山率を引

き上げても。(※比率に根拠なし)

話の筋としては、銀行から証券子会社に出向

した半沢が、IT企業間のM&Aにまつわる

陰謀に立ち向かっていくストーリーで、

ホワイトナイト”の登場など、大きな話題と

なった例のIT企業の買収劇をちょっとだけ

モチーフにしている感じですかね。

…実際に起こった出来事をモデルにしている

わけではないですが。

 

一方で、銀イカ~の方は、皆さんが仰るよう

に、“鶴”の航空会社や“悪夢のような○○政権”

をモデルにしていますね、完全に。

4作目で、ものすごくスケールの大きな話に

なり、ちゃんと風呂敷畳めるのか心配になり

ましたが、そこは流石の池井戸作品。

相手が強大になろうと、変に芝居がかること

のない、安定の“半沢劇場”が展開され、最後

は作中ずーっと燻ってきた合併行である東京

産業銀行が抱える旧銀行派閥のふかーい闇に

メスが入っていき…

3作目も4作目も味わい深い作品でした!

 

しかし、読み終わってしまいました。。

イカ~で半沢シリーズは終わりだろうと

予想される方も多いですが、私は続編有り

と予想します。

…何となく続きがありそうな終わり方に感じ

るんですよね。

単に読者の願望かも知れませんが。。。