柴又１００Ｋ完走ならず。
…というか全く歯が立たず。
１００キロを甘く見ていました…
前半５０キロをキロ７分ペース、エイド休憩を
入れても最低６時間３０分で通過…という計算で
したが、暑さでの消耗も激しく、７時間近くでの
折り返しとなりました。
プランとしても、ある程度歩いてしまうのは仕方
ないと思っていましたが、４０キロ過ぎくらいか
ら段々歩く頻度が多くなってしまい…
ある程度余裕を持って折り返す目論見でしたが、
この時点で体力的にもかなり厳しくなっていて、
更に足裏にも痛みが…
制限時間の１４時間でゴールするには、最低でも
前半と同じペースの維持が必要…と考えると、
実際のところ、完走するのは無理ゲーだな…と。
…しかし、諦めたらそこで試合終了。
午後から気温が下がってくるかも知れないし。
気温が下がってくれば体力も持ち直すかも知れな
いし。
…可能性がある限り最後まで抗う、それがカープ
スピリッツ。
折角のエントリー料３万円（保険含む）も、まだ
まだ元が取れてないし、折角買ったヘッドライト
も使いたいし…と貧乏性スピリッツも点火。
兎に角、この先の休憩所と休憩所の間、２.５キロ
間は絶対に走る、ゆっくりでも走る…と気持ちを
入れ直し、リスタート。
一時的にちょっと曇ったり、アドレナリンも出た
りで、６１キロの第４関門突破まではペースも
持ち直しましたが、後から思えば最後の火花でし
たね。
最後の方は、急に休憩所までの距離が長く感じる
ようになり、とうとう休憩所に行き着く前に足が
止まる。
この先は、兎に角行けるところまで…と、とぼ
とぼ歩いて前に進みましたが、６５キロの休憩所
で、次の関門が８０キロ地点と言うことを聞き、
もはやこれまでと、投降を決意しました。
今はとても悔しく、肉体的にもボロボロですが、
このチャレンジ失敗も何かしらの糧にしたいと
思います。
鍛錬、戦略ともに準備不足。次はパワーアップ
して臨む！（…かも知れません。）
末尾になりますが、運営に携わった全ての皆様に
感謝申し上げます。どの大会でもそうですが、
エイドのボランティアの皆さんには、いつも勇気
づけられます。
スタッフの皆様におかれましては、敗残兵の我ら
にも懇切丁寧なご対応痛み入ります。
参加されたランナーの皆さんお疲れさまでした。
完走達成者の皆さんには、尊敬の念しかありま
せん。おめでとうございます。
私なんか最後『そこのチャリダーさん、俺を引っ
張って行ってぇ』なんて邪な妄想まで頭をよぎっ
てしまうほど消耗してしまい…
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