日曜日に劇的な逆転サヨナラ勝ち。
カープファンの精神衛生上、全くもって
この上ない結末でした。
劇的展開に至るには、様々な要因があったと
思いますが…
改めて、クローザーの重要性について、しみ
じみと感じる試合でした。
昨日の栗林、なんと!プロ初ホールドだそう
ですね。
同点の9回、先頭バッターはソト。
結果、フォアボールで歩かせてしまうわけ
ですが、この場面で一番避けたいのは、言う
までもなくホームラン。その後の打者を考え
れば、最悪の結果ではないです。
最後、3つのベースを全て使い切る、所謂
劇場型投球となりましたが、何とかゼロで
乗り切りました。
一方、同じく同点の10回に上がった塹江。
ポンポンと2アウトを取り、栗林よりも
順調に来ますが…
カウント1-1。ワンバンしたボールが
主審に直撃し、インターバルが生じた直後。
実況が『インターバルのあとが危険』と
言ったのが、そのままフラグとなるレフト
への見事な勝ち越し弾!
エラーを帳消しにする4番の仕事!
ソトがすでに下がり、下位打線の力を考え
れば、この結果だけは避けて欲しかった…
偶々かも知れませんが、素人的には
『ここがクローザーとそうでない人の違い』
と思ってしまいましたよ。
投手としての能力が大きく違うわけではなく、
危機管理能力の違い…ですか。
もう一方、10回1点リードで登場した
相手方、DeNAの守護神三嶋。
制球が定まらず、先頭西川にストレートの
フォアボール。
球場の雰囲気が変わるイヤ~な四球だった
でしょうけど、西川に長打食らうよりは
遙かにマシな結果です。
やはり痛い四球は、次のマクブルームに与え
たモノ。
2-2と追い込んでからの外スラ。
ストライクゾーンから逃げる絶妙な球でし
たが、マクブル、これにバットが止まる
んですよね。三嶋ガックリ来てました。
結果、3-2から内角直球で歩かせてしまう
わけですが、次の打者が坂倉と言うことを
考えると、是が非でもゾーンで勝負すべき
だった…かと。
極論と言うか、机上の空論ですが…
この場面でマクブルが甘い球をスタンドに放り
込む確率はかなり低くて、仮にシングルヒット
を打って1-3塁とか、2ベースで2-3塁
とか、坂倉が歩かされるシチュエーションの
方が、カープは点が入りにくかったかも。
まぁ素人が後から振り返った戯れ言ではあり
ますが、クローザーってスゲー大変な仕事な
んだなって…ことです。(無理矢理まとめに
かかっているのが丸分かり(__;))
先に挙げた3投手、結果として明暗は分かれ
ましたが、紙一重なんですよね。
度胸なのか、運なのか分かりませんが、その
紙一重を切り抜ける何かが必要なんでしょ
うね、クローザーには。
昔、気楽に『永川劇場』とか『中崎劇場』とか
揶揄しましたが、反省します。
ギリギリのところで、最悪の結果を避ける
ために、劇場を催す必要があったのですね。
…永川は違うかな。
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